リストラのやり方に問題あり


 会社をリストラされ就職先が見つからない、就職難民と呼ばれる中高年の方が急増しています。特に今の日本では韓国や台湾などの家電メーカーに押され、経営の建て直しを迫られるシャープやパナソニックなど大手の家電メーカーが後を絶ちません。そんな会社のひとつがソニーで4期連続の最終赤字で、2011年度には5200億円の最終赤字を計上しました。世界のソニーとも呼ばれ、これまで数々のヒット商品を世に送り出してきたソニーにいったい何が起きているのでしょうか?ソニーと言えば世界に通用する技術を持ちどこかスマートで、韓国のサムスン電子に似た国際的な企業というイメージがあります。ソニーも海外に多くの拠点を抱え、2013年からは外国人従業員の割合を社員の割合を全体の30%にすると発表しました。

 

 一方のサムスン電子も海外に多くの拠点を抱え、海外での売上高の比率が80%を超えています。2012年3月末の時点でのソニーの従業員数は16万2700人で、ソニーでは今後1万人を越えるリストラを計画しています。ただ問題になっているのが、ソニーのリストラのやり方です。東京の品川にかってソニーの本社があったビルがありますが、その最上階に「東京キャリアデザイン室」と呼ばれる一室があります。

 

 そこでは会社から与えられた仕事はなく、全員が黙々と本を読んだり次の就職の備えてスキルアップを図ります。お互いに話すこともなく多くの社員が孤立感や、言いようのない焦燥感にさいなまれると言います。この部屋の目的はもちろんリストラですが、そのやり方に問題があると指摘されています。まさにその通りでリストラは会社再建のためには仕方ないと思いますが、人間の尊厳性を無視するようなやり方でのリストラは避けて欲しいものです。



 
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