変化のなかで掴む中高年の就職

 民放の各キー局がパナソニックが4月の下旬に新発売した新型テレビ、「スマートビエラ」のコマーシャル放送を拒否しているというニュースを読みました。このニュース記事を読んだときに脳裏をかすめたのはパチンコのコマーシャルで、昔同じようことがあったなと思い出しました。今は各放送局も当たり前のようにパチンコのコマーシャルを放送していますが、それまではパチンコのコマーシャルなどテレビで放映されていませんでした。

 

誰もCMを見なくなる

 今回のこの報道は各放送局がもしこのコマーシャルをテレビで放映すると、テレビを観ている人がテレビ番組と「スマートビエラ」に映し出されているネット情報を同じように思ってしまう可能性があるからです。新型の「スマートビエラ」ではテレビ放送を画面を映し出すと同時に、画面の右側と下にインターネットのサイトやネットの動画が表示できます。各放送局はパナソニックに対してコマーシャル放送のときに、テレビの放送番組とネット情報を同時に放映しないように表示方法の変更を求めています。

 

 この「スマートビエラ」は経営不振で再建中のパナソニックが満を持して世に送り出した、パナソニック独自の超解像技術が搭載された液晶テレビです。パナソニックは2012年には4万人以上の社員をリストラし、今年に入ってからも3年間で5000〜6000人のリストラを行うと発表したばかりです。そのなかには約2500人いる子会社の、三洋電機の社員の約90%も含まれています。

 

流動化する業界に飲まれないように

 今回のコマーシャル放送拒否の背景にはパナソニックと同様に経営不振に悩んでいるテレビ放送局が、減少しているコマーシャルをインターネットにさらに取られることを恐れているとの見方もあります。たしかに将来テレビを買わずに、パソコンでテレビが見られテレビコマーシャルが減っていくことは十分に考えられます。

 

 今でも中高年の就職が難しい時代ですが、今後はさまざまな電化製品の発展やインターネットの進化で、世の中がさらに大きく変化する可能性があります。中高年にとっても時代の流れを読み、就職のチャンスを見つけることが大事です。



 
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